3回目の動物病院へ行って来た。

猫の膀胱炎とお尻回りの腫れと臭いと漏れを詳細に検査するため。

うちの猫は2年前に動物病院で暴れてから治療をしてもらうのが難しくなった。

そのため、鎮静剤を使うことに。



鎮静剤・・・ってネガティブなイメージ。

連れて行くのも困難になってきたうちの猫は、家で錠剤の鎮静剤を飲ませてから病院へ連れて行くことになった。

正直、不安。

なにかあるかもしれない。

胃が痛い。

食事は前日の夜までで、朝は禁止。

食べたものをを吐いて詰まるのを防止するため。

朝、緊張しながら猫に薬を飲ませる。

おやつに埋め込んでシレっと出してみた。

お腹が空いてたのでアッサリ食べてくれた。

効果が出るまでに20分から30分。

・・・10分経過、変化なし。

・・・20分経過、低くウーと、うなり始めて、歩き方がヨタヨタし始める。

・・・30分経過、瞬膜が出始める、歩けなくなり倒れそうになる、じっとし始める。

・・・35分経過、玄関のたたきでうずくまってウンチをする。たぶんトイレに入りたかったけど無理だったんだと思う。動きが止まったのを見て猫を洗濯ネットへ。

動けないけど意識はまだあって、ウーシャー言われながらキャリーバッグへ。

薬を飲ませてから45分後ぐらいに病院へ着いた。

早くいかないと薬が切れるんじゃないかとハラハラ。

予定通り、血液検査、膀胱の超音波、腎臓と下半身のレントゲン検査、肛門周辺の検査をする。

処方されていた鎮静剤『アセプロ』は、そこまで強い効果があるものじゃないらしい。

ので、もしも検査の途中で覚醒したばあいは追加の鎮静剤を打つかもという話。

嘔吐が心配だったという話をすると、嘔吐しにくい鎮静剤なんだそう。

100%しないとは言えないけど、鎮静効果の強いものは嘔吐するけどそれは病院で投与する場合で、家で飲ませるものではそこまで心配しなくても大丈夫だという。

2年前に暴れて3人がかりで押さえて、どうにか予防接種をしたうちの猫。

鎮静剤に対してネガティブなイメージが多いけど、外国では当たり前なんだそう。

ペットを押さえつけて無理やり治療するのは動物虐待だ!という事らしい。

ペットも恐怖心を抱かず治療ができる、獣医も危険が少なくちゃんとした診療を行うことが出来る、何が問題なのか?というお話。

現状、うちの猫の治療は鎮静剤なしの状態だと難しいことはよく分かったので、選択肢はあまりない。

2年前の牙をむいて、よだれを垂らして全身全霊全力拒否のうちの猫の姿を見たら、鎮静剤を使うことになるのは受け入れていくしかないのかも。

検査結果は・・・腎臓、膀胱、腰、レントゲンでは異状なし。

お尻回りは、やっぱり肛門嚢が溜まっていて、それを猫が気にして全体を舐めて剥げて腫れてしまったのではないかという。

絞った肛門嚢を見せてもらったけど、見た目かんぜんに繊維っぽいウンチって感じ。

しっかり絞ってもらって、おケツ回りも綺麗にしてもらった。

膀胱炎が先か肛門嚢の腫れが先かは判断が難しいそう。

血液検査の結果は後日。

帰宅後、出せ出せとキャリーバック内で暴れてたけど外に出すとヨタヨタしてる。

行き倒れみたいな感じで場所を変えて、あっちこっちで倒れるように寝てる・・・。

おつかれさま、頑張ったな。



鎮静剤を飲んでから12時間ぐらい経過したけど、まだ猫は本調子ではない感じ。

瞬膜も少し出て、触りすぎるとウーっと怒る。

食事は夕方から可で、いつもより少なめに。

ちゅーるをあげたけど舐める力強さがない。

その割には高い所に登ろうとジャンプして水をぶちまけるっていう。

さすがにまだ無理でしょ。


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