新海誠監督作品『すずめの戸締り』を観たけど・・・・
初日に観に行って来た。
※ネタバレ有
事前情報はCMぐらいで、公式サイト等も見ずに行った。
・・・ので、劇場入口の注意事項を見て『ん?』と思う。
へー、地震の描写とかあるんだなぁ、事前に注意喚起なんて大げさだけど、クレームとか入らないようにしてるんだろうなー、なんて思って本編を観た。
なるほど。
たしかに注意事項は必要だw
タイトルから、日本昔話的なお話なのかなーって想像してたけど、
3.11に即したお話でした。
劇中には『東日本大震災』って言葉は出てこない。
でも、それを連想させるシーンはたくさん出てくる。
緊急地震速報もバンバン鳴ります。
すごーく似てるけど、ちょっと違う音で、どこが違うか分からない。
本物の地震速報よりマイルドで、そうゆうとこも配慮して作ってるんだろうな。
よく、この題材で映画つくれたなぁ。
軽い気持ちで観に行くと、存外重いっていう映画だった。
ロン毛のイケメンお兄さんは、やさぐれたツンデレキャラっぽいキャラデザなのに、本当に純朴な好青年だったのが意外だったな。
開始早々にイスにされちゃうっていうのも、面白い構成だなと。
女子高生と二人旅するのに、イケメン男子っていうのはジャマな要素だったのかな。
面白かったけど、最終盤で話の筋が分からなくなる。
猫の姿をした要石『ダイジン』の存在。
おまえは何がしたかったん???
ダイジン、サダイジン、要石、の情報がストーリーの中であまり説明されないので、結局お前たちはなんだったの?っていうところで集中力が削がれてしまうのが残念。
上映後はちょっとグッタリw
最後は泣けるし、疲れる映画だったなー。
特典は新海誠本。
あえて、3.11を題材にした理由が書かれていて興味深い。
家に帰ると、猫がお出迎えしてくれた。
ただいま。