今後、動物病院へ連れて行くのが大変になった
疲労困憊・・・。
年に1回の猫とのお出かけ、予防接種に行ってきた。
飼い主が腰痛のため、自転車を改造してウーバーイーツ風の荷台を設置。
猫入り10キロのリュックを背負わず病院へ行ける。
グラつきもなく、負担も少なくてスゴクいい!
これでいつでも猫を病院に連れてけるぞ~♪と、テンション高めで動物病院へ到着。
もちろん荷台で猫はニャンニャン鳴いて、暴れているけど気にしない。
今回は予防接種の他にもやってもらおうと思っている検査がある。
血液検査。
もう8歳になったので、一度検査をしておいた方がいいのではないかと。
膀胱炎が治ってからは検査してないから・・・5年ぐらいはしてない。
異常なければそれでいいし、気をつけたほうがいいなら気を付けるし、万が一なにか見つかったら早期発見できたと治療を始めたらいい。
うちの猫を診察台の上に乗せるまではそう思っていた。
・・・・。
猫をキャリーバッグから出す。
いつも通り、縮こまっている。
大抵は私の脇に頭を突っ込んで隠れようとするけど、今日はいつもキャリーバッグを片付けてくれる助手の方がいない。
診察台から少し離れたところに自分で置いて、振り返ってみると猫は別の助手の方が撫でながら抑えていた。
じゃあ先に予防接種するか、採血するかで少し手が止まる。
採血で体重が変化するかもしれないからっていう事だけど、特にどちらでもよかった。
体重を計る。
8.1キロ!
1年前が8.5キロだから、お痩せになっている!!
少しご飯を少なめにしていたので、効果があったっぽい。
よかったー。
いつも通りの光景、その時猫が抑えていた助手の方を見た。
(あ、誰この人って・・・気が付いたな。嫌がるかもしれない・・・)
案の定、猫が体をよじって手を振りほどこうと嫌がり始めた。
獣医さんがお腹に手を入れて触診をしようとすると、さらに嫌がりシャーと怒る。
これはちょっとマズイ。
猫の全力の抵抗って物凄い力があって、抑えきれるもんじゃない。
ちょっと危ないと判断したのかプラスチックのカラーが登場。
(首輪も嫌がる猫だから、カラーはヤバいかもしれん・・・)
「飼い主さん声かけてあげて安心させてあげて下さい」と言われ声をかけるけど、全然こっちを見ない。
この時、診察室にいたのが5人。私、獣医さん、うちの猫を抑えている助手の方。
ど、どうしたらいいですか?と慌てる助手の方2名。
おそらく補助的な仕事をしている方々なんだろうけど、私と同レベルやん。
カラーを付けられた猫はもう大暴れ。
断固拒否!!
完全に我を忘れている状態で、8年猫と暮らして初めて見た。
よだれも垂らして、牙を剥いて、うなり声をあげて、体をよじって、必死の形相で怒って逃れようと暴れまくる。
抑えているのが助手の方一人だけで、役立たずな3人はおろおろするばかり。
獣医さんがタオルを持って来させて猫を後ろから抑えるけど、これも火に油を注いでさらに暴れる。
もう、この状態で採血は不可能と、獣医さんが判断。
ほんの一瞬のスキをついて予防接種の注射だけ打ってもらって、怒れる猫をキャリーバッグの中へどうにか入れる。
入るのはすんなり入って、閉じた。
・・・・。
はーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
冷や汗ダラダラですよ。
あんなに暴れた事、今まで一度もなかったのに。
この動物病院は毎年予防接種に来ていて、たしか4年目だったはず。
なにか機嫌が良くなかったのか?採血されるいつもと違う雰囲気を察知したのか?お腹に手を入れたのが嫌だったのか?
獣医さんともども????が続く。
しかし、問題はここから。
もしかしたら来年以降、来た時から暴れるかもしれないと。
今日みたいな状態だと、採血は難しいし、病気の診療も難しくなってくる。
・・・マジか・・・。
で、もし次回連れてくる場合は、洗濯ネットに入れてきてほしいと。
キャン★ドゥで売ってるデカい洗濯ネットを定価で譲ってもらう。最近売ってないらしい。
しかし、洗濯ネットに入れっぱなしはさらに怒るよな・・・。
はーーーーーー。
すごいヘコむ。
私以外、人との接触がほとんどない猫だから、暴れる猫に育ってしまったんだろうか・・・。
今から人に慣れさせるといっても、そんな頻繁に来る人もいないし、難しいだろう。
<病院で暴れる猫>でいろいろ調べる。
鎮静剤で大人しくさせて診察する方法とか・・・。
うーん・・・。
病気にはさせられないな。
家に帰ると、あんなに豹変して暴れていたのにケロっとしてるw
家の中をしばらく巡回。
私の匂いをかいでスリスリ。
あの怒りモードはどこへ・・・。
あれだけ暴れ狂ったらストレス相当かかってるよな。
お疲れさま、よく頑張ったね。
誰もケガしなくて良かったわ。
しかし・・・・、こまったなぁ。