騒音主は人間だったらしい
騒音苦情の警告文が全戸に投函されてから3日目。
ドンドンドンッ、ドンドンドンッの打撃音はピタリと止まった。
…………。
よかった。物体じゃなくて。
まだ安心はできないけれど今は再び静かな夜をむかえている。
しかし、もう二度と騒音カテゴリーで書くことはないと
思っていただけにこんなに早く、ぶち壊されるとは…。
あのドンドンドンッが聞こえたときの絶望的な気持ちときたら。
たまたま音がしてるのかもしれない、
いつか静になるかもしれない、
まだ大丈夫、まだ連絡しなくてもいい。
これぐらいの事で連絡するなんて大げさかもしれない。
四ヶ月前はそう考えていた。
騒音を軽く考えてはいけない。
騒音が続けば続くほどジワジワと追い込まれ日常が壊されてゆく。
音に身構えて怯える生活になる。
早めの連絡と早い対処が、自分の生活を守る事になるんだなーと思う。
ま、発生部屋が不明であったという連絡のしやすさもあるけど。
前回のような角部屋のカスだと苦情を出したのが隣だとバレバレで、
連絡しにくい、という違いはある。
静かだ………