最近どうも気分が悪い。

吐き気がする、気分が悪い、じゃない方。

なにかにつけて気分が悪いと感じることが多い。

こないだも、整骨院でイヤ~な気分になって帰って来た。

落ち込んだ。

もう行かない。

世の中きっと、知らないところで整骨院でヤラれたような事がグレーゾーンでまかり通ってるんだろうな。

このまま落ち込むのもムカつくので、気分転換に出かけることにした。

コロナの影響でまったく遠出してなかった。

で、こうゆう時はパワースポットへ行くに限るw

信仰心は正直あまりないけれど、気分の問題だから、そうゆうとこへ行くだけで満足だったりするw

いつもは日本橋の『小網神社』へ行くけれど、せっかくだから何かイベントがある神社へ行きたいなー。

オリンピックイヤーで、今年1番のパワースポットだとテレビで取り上げられていた東京千駄ヶ谷の『鳩森神社』。

延期になっちゃったけどパワースポットであることには変わりない。

調べると、丁度コロナで延期になった第19回『鳩森薪能』が開催されるという、ナイスタイミング!

『まきのう』ではなく『たきぎのう』と読むらしい。

薪能とは夜間に野外で薪に火を灯して観る能の事をいいます。

知らなかった。

千駄ヶ谷といえば将棋会館があるところで、去年も1度、聖地巡礼的な気持ちで立ち寄ったんだった。

能と狂言も見てみたいし、帰りに将棋めしでおなじみの『鳩やぐら』さんによって夜ごはんを食べて帰ろう!

とゆーことで早速チケットを手配。

電話かメールでの受付のみ。前売りは3000円(通常は3500円)チケットは当日、受付で現金引換え。少雨決行。

で、当日は朝から雨の時々曇りの微妙な天気。

確認の電話を神社に入れると、中止はしないけど、傘はダメ、カッパ持ってきて下さいとのこと。

完全防備できるように合羽やらタオルやらいろいろ準備。

野外は色々準備があって大変。

野外で気になる事といえば、トイレ事情。

調べると神社の隣にある児童公園のトイレが使えるらしい。

うーん、公園のトイレってあんまり行きたくないよね。

緊急事態以外はw

実際は鳩森神社の方で能楽堂の裏手にある千駄ケ谷社会教育館のトイレを開放してくれてました。

開演前と開演後に使うことが出来たので、来年行く方はご安心してくださいw

あんまりそうゆう情報ないんだよねー。

トイレ問題結構大事なんですけど。

幸い当日の夜は雨が上がり、厳かな雰囲気の中で薪能を観ることが出来ました。

椅子席は有料で立ち見は無料です。

火入れ式をして、薪のパチパチする音とか匂いとか、能と狂言と相まってイイ感じ。

大人になって初めて見た。

狂言っておもしろいなぁ。一番おはなしが分かりやすくて理解できた。

今回は『附子(ぶす)』という狂言だったんだけど、なぜかオチにデジャヴを感じた。

見たことないはずなんだけど・・・なぜか知っているオチ。

有名なおはなしなのかな、古典的なオチとしていろんな作品に使われているのかも。

とっても良かった。

・・・だけど、ひとつ予想外の問題が。

開演が18時半で終了が20時の1時間半だったんだけど、パイプ椅子に1時間半はキツかった。

腰を痛めていたせいか、めちゃくちゃキツイ。

あんなに座っているのが痛いなんて、知らなかったw

パイプ椅子に長時間座ると分かっている時はクッションを持参したほうがいいかも。

どう座っても痛すぎた・・・。

終了後は鳩森神社から徒歩5分ぐらいの鳩やぐらさんで夜ごはん。

個人がやってる定食屋さんって行ったことがないので、おそるおそる様子を伺う。

飲み屋さんだと、お酒の入った常連さんでにぎわってて居心地悪いとかありそうだから、どうかなーとw

かといって、誰も先客がいないのも入りずらい。

難しいところw

幸い、女性の二人組が先客だった。ラッキー。

夜ランチで、棋士の先生方がよく注文するメニューをチョイス。

優しい味ですごく食べやすい。毎日食べても安心って感じ。

なるほど棋士の先生に人気があるのも分かる気がした。

家が近所なら常連になってたなー。

ごちそうさまでした。

腰も痛いし、猫も長時間お留守番しているし、サっと食べて帰宅。

疲れたけど久々の遠出はやっぱいいなぁ。