上野の森美術館『正倉院展』で蘭奢待を嗅いできた
数か月前から楽しみにしていた上野の森美術館で開催される『正倉院 THE SHOW』を見に行って来た。
お目当てはただ一つ、蘭奢待の香りを嗅ぎ、蘭奢待香りカードをゲットすること。
ホントは休みの日にゆっくり上野を観光したかったんだけど、品切れだったカードが入荷した日に、仕事終わってから上野へ行くことに。
閉館が17時なのでゆっくりと見て回る時間がなさそうだけど・・・蘭奢待の香りとカードさえ買えたらヨシっていう気持ちで。
蘭奢待・・・モノノ怪ファンとしては外せない物なのよね。
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去年は本物のカケラを見に行ったけど、香りは分からずじまい。
このまま永遠に蘭奢待の香りを体験することはないんだろうなーと思っていたら1年後に嗅げる機会がくるなんて。
めちゃくちゃ楽しみにして上野の森美術館へ。
カード再販当日ってことで、当日チケット購入待ち、入場待ち、物販待ちとかなり混雑してたっぽい。
幸い夕方到着だったので、すんなり入館。
手荷物は入館前の外ロッカーに預けられる。100円返却式。
有料の場合が多い解説音声は神谷浩史さんが担当。
QRコード読み取りで各自のスマホで自由に聴くことが出来て、帰宅後当日限りだったら何度でも聞き返せるっていう。
こっちの方が効率的でいい気がするなぁ。
ただしイヤホンは各自必須。
案内では音を小さくしてくれたらイヤホンなしでもいいですよって声かけてた。
最初に、正倉院とは?という解説をしてくれた。
ありがたい。
なにせ、蘭奢待以外まったく興味がなかったので、そもそも正倉院ってなんぞや?っていうレベル。
正倉院って世界遺産にもなってる奈良県に現存してる宝物を収めていた建物なんだって。
1300年前に天皇とその妻が残した宝物が、現代まで保管され続けて、今回は本物と同じ素材と技術を使って再現したレプリカが展示されている。
制作年の一覧を見ると、今回のために作られたものじゃないんだな。
なるほどー。
今改めてブログに書くにあたってちゃんと説明を読んだw
とゆうことは蘭奢待も正倉院に保管されてたものなのね。
再現模造なので、すべて写真撮影可。
巨大スクリーンで映像体験できるコーナーは目が回る。
なにも知らないけど綺麗だなぁ。
宝物なんだからそりゃそうか。
で、お目当ての蘭奢待の香り体験。
16か所ぐらいで香りを嗅げるので並ぶってこともなく、何度でも嗅ぎ放題。
どんな匂いかというと・・・、いい匂いw
パウダリーではない。
スッキリしてはいない。
青臭くはない。
甘すぎない。
シナモンぽいって言われてはいるけど、言うほどシナモンか?という。
オリエンタルな東洋の香りっぽいけど、くどさはない。
どなたかか平沢進の部屋の匂いがこんな感じっぽそうwっていう超マニアックな説明をされていて、なるほどとw
香りは一瞬で消えてしまうので、良くできているなぁと。
もっとずーっと嗅いでいたいのに。
おかげで1週して、また戻ってきて1週したので、20回以上はクンクンしたかもwww
しあわせでしたー。
猫の匂いと同じぐらい中毒性のある香りですな。
もう、これだけで大満足。
ちなみに焚いた時の香りを再現しているそう。
そこそこ混雑はしていたけど、ぎゅうぎゅうで見られないっていうほどでもなく。
物販コーナーも待機列なく入場できたので、遅い時間帯でよかったのかもしれない。
売り切れが気がかりの蘭奢待カードも無事ゲット。
よかった、本日分売り切れとか枚数制限されてなくて。
シェニール織の鳥さんハンカチタオルも買う。
数年前の毒展に行った時も、毒タオル買って今も使ってるので、気に入った展覧会でタオル買ってる。
あ、入館時に物販引換券を貰わないと買うことはできません。
いち会計につき1枚なので分けて買うことも不可。
カード開けたいけど開けられないなぁ。
