恥の多い生涯を送ってきました
・・・って太宰治『人間失格』の冒頭部分。
有名だよねぇ。
最近、古い日記を処分した。
10代の頃から書いていて、20数年、ノート約30冊分w
ここ数年はネットで書いていたりしたので、増えてはいなかったけど、よぉ書いたな。
実家から1人暮らしするときに持ち出して、引っ越しするたびに捨てようかどうしようか悩んで結局持ってきていた。
凄くジャマだけど、捨てるに捨てられない。
ふと、たまに読み返そうかな・・・なんて思ってチラ見すると、後悔する。
怨念っていうかドロドロっていうかww
呪いの日記的な内容で、今読めば、くだらないことで悩んで苦しんで悶えているなって感じ。
なんか、人生幸せー、楽しー、みたいなことがほとんどなくて笑える。
ほぼ負。
まぁ、単に良いことは書いてなかったのかもしれないけど、にしてもマイナスな事ばかり。
自分が死んだら、この日記をきょうだいが処分することになるだろうけど、マイナスすぎてねぇw
ドン引きどころじゃないわw
もう、捨てよう。
そう決意した。
過去は過去。
読み返すことで、忘れていた嫌なことがリアルに思い出されて、わざわざ思い返す意味がないっていうことに、20年以上経って気が付いた。
さて、どうやって捨てよう。
気分的には神社でお焚き上げしてほしいw
まぁ、それは無理なんで、せめて怨念の篭った日記を浄化して燃えるゴミで出したい。
盛り塩とかに使う塩をゲットして振りかけて捨てよう。
良し悪しはともかく気分の問題で。
そうゆう塩ってどこで売ってるんだろう。
神社で清めの塩として売っているところもあるみたいだけど、遠くて買いにいくのめんどい。
かといってAmazonで売ってる清めの塩を買うのもなんだかなぁ。
いろいろ調べたら宮城県の塩釜神社が塩の作り方を教えられた神様がいらっしゃる総本社ってことで『御神塩』を取り扱っている。
通販可でお値段300円。いい時代になったな。
さっそくお取り寄せ。
塩だ。
呪いの日記に御神塩をふりかけて、今までありがとねーっとゴミ袋へぽい。
一気に捨てたいけど、普通のノートの3倍ぐらいの厚さの100年持つっていう良いノートを使って書いていたので、クソ重たいw
あんまり重たいと不信に思われて回収されない可能性もあるので、10回ぐらいに小分けにして捨てた。
手間かけさせやがってw
すべて自分がやったことだけど。
あー、スッキリした。