うちに来たのが生後3か月の頃。

引っ越しを期に、猫を飼うと決めていて、絶対に飼うならシャルトリューってことも決めていた。

シャルトリューはペットショップでは見かけない猫なので、探すならネットしかない。

定期的にシャルトリューが入舎するペットショップのぽちプラザに電話をしたのが梅雨の日だった。

県を超えて直接シャルトリューの顔を見に行った時も雨だった。

今日も雨が降っている。

3カ月後に迎えに行ったときはもう夏で、クソ暑い中、知らない町の一本道を歩いた。

6歳になって毎年思うことはさておき、抜け毛とフケが半端ないので、猫を洗う。

さすがに6年間で洗われること数十回、慣れたのか悟りを開いたのかなんなのか分からないけど、今日はすごく大人しくシャンプーされている。

まぁ、洗う方も手慣れたもんなので、猫が嫌がる場所を知っている。

しっぽの付け根のあたりで、その辺が一番フケがスゴイとこなんだけど、ワシャワシャ洗いたいところを堪えて全体を洗って、最後の最後でお尻近辺に手を伸ばす。

抜け毛がすごい。排水溝のネットに毛がこんもりと詰まってる。

今日は警戒してユニットバスにすんなり入ってこなかったので、チャオちゅーるをチラつかせて猫をおびき寄せる。

何年たってもチョロいな。