初めての胃カメラ入門(前編)
お年頃なので市民検診を受けると、胃からピロリ菌がいる痕跡が出た。
胃がんになる人はかならずピロリ菌が住み着いているらしく、
胃の粘膜を荒らして。ガンができやすくなるという。
いつからか知らないけどピロリンがずっと胃の中にいたと
思うといまいましい。
個人の病院では胃カメラはやっていないので、紹介状を書いてもらい、
大病院へ行くことになった。
私はデカい病気はしたことがない。
腹切ったこともない。
入院もない。
つまり、病院にご縁がない。
受付時に、血圧と脈拍をはかると、いつもより上昇。
すでにド緊張。
鎮静剤を打てば、意識朦朧のまますべて終わるらしいけど、
説明も聞けないし、お迎えがなければ帰れないらしい。
おひとり様には辛いところ。
「右の鼻と左の鼻、どっちが詰まりやすいですか?」
と看護師さんに聞かれる。
そんなこと意識したことないし、鼻炎持ちだからつねに詰まってるし、
と、まごまごしてると、右鼻の穴に麻酔ジェルのついた棒をねじこまれる。
これが、まったく入らない。
鼻の穴には喉に通じる道が4つぐらいあって、3つ細くても4つ目で
通れば問題ないらしい(待合室の怖くない!胃カメラ入門書より)
でも4つとも棒が通らない。
ぐりぐりやられても、全然通らない。
すでに、涙目。
本番の前にこんなに痛いなんて・・・胃カメラヤバイ。