ペット可の賃貸マンションのうるささ
猫を飼い始めて5年。
ペット可のマンションは2軒目になる。
1軒目は鉄骨造のマンションで、総戸数は10軒ほど、犬や猫の鳴き声は
3年ほど住んで、一度も聞いたことがなかったし、
一度も他の部屋で飼われているペットと遭遇したことがなかった。
ごくたまに、隣の部屋の扉の前に猫砂が一粒ぽとりと落ちているのを見て、
あぁ、猫がいるんだなぁと。
そのお隣さんが引っ越す時に、業者さんが荷物を運び出す間、
ベランダに出された猫が、にゃぁにゃぁ鳴いているのを聞いたのが、最初で最後だった。
ペット可だから防音が優れていたマンションだった、
というわけではなかったのが、数か月後に入居したアホの騒音で発覚することになる。
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2軒目は鉄筋コンクリート造のマンションで、総戸数は40軒ほど。
こちらは3年目に突入して、ついこの間、初めて犬の鳴き声を聞いた。
子猫を抱いたおねーさんとか、大型犬2匹を散歩に連れてくご夫婦とか、
えっ、こんなペットがこの狭いマンションにいるんだなぁと。
年に1回ぐらい遭遇する程度。
鉄筋コンクリートでペット可だから防音が優れているマンション、
というわけではないのが、最近引っ越してきた下の部屋の住人の足音で発覚している。
運がいいのか悪いのか、ペット可の賃貸マンションの割に、
ペットのいる気配を日常で感じることが、2軒ともほとんどなかった。
うちのシャルトリューくんも体重8キロで、キャットタワーを駆け上り、
狭い部屋をドタドタと走り回り、うんちの前に鳴いたりするけれど、特に苦情はなく。
もちろん、深夜に運動会はしてないけど。
人間の生活パターンに合わせて、夜は一緒に寝てくれるので静かなもの。
ペット可の賃貸マンションで結局うるさいのは、どこも人間の方なんだよね。