赤十字の救急員養成講座を2日間受講して来た・・・続き


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この講習を受けると、日常生活における事故防止や急病への対応、止血や骨折時固定、搬送、災害時の心得等の知識と技術を習得できる(赤十字サイトより)


講習内容はこんな感じ。


1.赤十字救急法救急員について

2.急病(心臓発作、脳卒中など)

3.けが(骨折、各部のけが、特殊なけがなど)

4.止血

5.きずの手当(三角巾を使った包帯)

6.骨折の手当

7.搬送

8.救護(災害時の心得、備え)


費用は二日間で2100円。


安いよなー。


必要な教科書や三角巾や収納ポーチなども当日配布してくれる。


もちろん無料で。


参加資格は赤十字ベーシックライフサポーター(救命講習合格者)で、持ち物にカード持参とあったから持ってったけど、確認はされなかった。


参加者は30人弱、男性がかなり多め、若い方から高齢者まで年齢層は幅広い。


まとまった座学は1日目の午前中のみで、残りはほぼ実技の時間。




手当するために必要な三角巾の折りたたみ方や、ケガの状態に合わせた使い方を覚えていく。


二人一組での作業になるけど、人数の関係上で相方が講師の先生に。


正しい手順を教えてもらえるからラッキーなんだけど、ボケっとしてられないからプレッシャーがw


終了が17時までで長いなーって思ってたけど、とんでもない。


あっという間に時間が過ぎ去っていく。


1日目と2日目のスケジュール表が配られたんだけど、かなり巻き巻きで進んで、1日目の終わりまでに、実技試験に出る手当のやり方は一通り教えてもらう。


各自、家で練習できるようにってw


このへんは、その日の講師によって左右されるっぽい。


実技試験の項目もすべてホワイトボードに書き出してくれたので、かなり緩めな感じ。


先生が『どこの会場でも同じじゃないから先生がユルかったとか書かないように』って言ってた。


数日前に別の会場で救命講習を受けた方が、そちらはずっと緊張感と緊迫感があって今回とは雰囲気がだいぶ違うっていう話をされてたな。


確かに、救命講習の方が切迫感が凄かった。


心肺蘇生するぐらいの状況だもんね。


救急員養成講座は誰でも合格する訳じゃないらしいので(以前はそうだったらしいが、規定が変わったそう)帰ってからも三角巾使って復習。


でも、おひとりさまだとヒジョーに困る。


相手がいないと手当出来ない。


一瞬、猫に三角巾まいてやろうかと思ったけど・・・止めといたw


自分に巻けるものは自分に巻いて、頭のケガはキッチンのボールをひっくり返して頭にみたてて巻き巻き。


分からなくなったらYouTubeにある赤十字の動画で確認。


私のような物覚えの悪い人間にはかなり助かった。


二日目も早めに会場入りして、同じく早く来た方と三角巾を使った手当を朝練。


まじめですw


試験の前には復習する時間をとってもらえるけど、この辺も講師の先生の進め方次第で短めになったりするっぽい。


今回は45分ぐらい実技の復習時間がとれて、こんなに時間がとれる事は普通はないらしい。


とはいえ、試験は緊張するわけで。


しかも、試験の相方も講習中と同じ方になるので、先生相手にせにゃならん。


ひえー。


もうグッタリ。


グッタリしたところで、最後に学科試験。


全25問・・・だったかな、全問が〇×方式。


座学中に大事だよって言ったところを覚えておけば問題ないけど、疲れた頭で引っ掛けっぽい言い回しの問題があるのでよく読んだ方がいい。


試験中も先生が回ってきて、大丈夫かチェックw


終始ゆるめだった。


その理由は、最後になんとなく分かった。


参加者の中に、ちらほらと強面のガタイのいい方がいるなーと思ったら、ガチ勢の方が参加していた。


災害時は赤十字の上の組織として活動される公的機関の方。


組織として大きい枠で活動されるので、傷の手当といった事はあまりやる機会が少なく定期的に赤十字の講習会に参加するそう。


とは言ってたけどなんとなく、お忍びで視察的な役割もあるのかなーと。


まぁ、とにかく疲れたー。


2日間ぐらい筋肉痛でグッタリ。


がんばったよー。


結果は後日郵送されてくる。


おちたくねー。


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